(2)一枚の四角い布で、細長い瓶や大きいすいかなど、どんな形のものでも包むことができる。使わないときは小さくたたんで簡単に持ち運びできる。それが日本で昔から使われてきた「風呂敷(ふろしき)」だ。 日本の風呂敷は外国へのお土産として喜ばれ、海外では壁に飾ったりテーブルの上に()いたりして使用されているようだ。
 紙やビニールの袋と違って何度でも使えるので、ゴミを減らし再使用 にぴったりの品物だ。風呂敷を広めるために最近、包み方を教える会がたびた び開かれている。その際、従来にない使用方法を紹介することで、風呂敷が便に魅力(みりょく)あるものに変わってきている。
 例えば風呂敷で作るリュックサック。必要な物は 2 枚の風呂敷だけ。1 枚は最初に三角にたたんでから 4 分の 1 の(はば)に折って(ひも)を作る。もう 1 枚は 半分に折って三角形を作る。三角形の山の部分と先ほど作った紐の中心を結ぶ。紐の(はし)を三角形のそれぞれの残りの端と結ぶとできあがる。ちょっとすてきなリュックサックが簡単にできる。

1。 (63)「風呂敷」の説明はどれですか。

2。 (64)「風呂敷」のどんなところが良いと言っていますか。

3。 (65)本文の内容と違うのはどれですか。