日本では、老人の割合がふえるにつれて、寝たままで立ち上がることのできない、いわゆる「寝たきり」老人がふえている。老人の病気の多くは年齢による老化が原因なので、完全には治らない。だが、病気がよくなってきたら、できるだけベッドから離れ、人の助けを借りた自分の力でいろいろなことを行うようにし、病気とじょうずにつき合っていくことが必要だろう。そういう努力をさせないでいては、「寝かせきり」と批判されるのは当然である。

1。 (57)批判されるとあるが、だれが批判されるのか。