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 近所の花屋が閉店した。30年以上も「町の他化屋さん」として愛されてきた店だ。こ の店がオープンしたのは、私が小学校に入る前だった。わたしにとって、①店の思い出はそのまま子どものころの思い出と量なる。家族の誕生日や家にお客さんが来る時などには、母といっしょにこの店で花を買っていた。
 小学校を卒業する時には、こんなことがあった。クラス全員でお金を出し合い担任の先生に花束をおくることになった。「お礼の気持ちを表すために、見たこともないほど大きいのをおくろう」とわたしたちは話し合った。しかし、小学生のおこづかいの中から集まった お金は少しだけだった。それで、②わたしたちはどきどきしながら「大好きな先生にあげるから、できるだけ大きい花束を作ってください」とお願いした。おじさんはいやな顔もしないで、特別大きなパラの花束を作ってくれた。
  30年以上もきれいな花束を作り続け、あたたかい思い出を作ってくれたおじさんに、 「ありがとう、お疲れ様でした」と言いたい。

1。 (27)①店の思い出はそのまま子どものころの思い出と量なるとあるが、それはどんな思い出か

2。 (28)②わたしたちはどきどきしながらとあるが、どうしてどきどきしたのか。

3。 (29)この文章を書いていた人が一番伝えたいことは何か。