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国際オリンピック委員会(IOC)は2日、2020年夏季
五輪の立候補都市が決まったと発表した。立候補したのは、東京、ローマ、マドリード、イスタンプール、ドーハ、パクーの6都市。開催都市は、2013年9月に開かれるIOC総会で決定する。
東京は、2016年夏季五輸に続き、2大会連続の立候補となる。石原都知事は6月17日の都議会で「(東日本大震災から)9年後の日本の姿を
披瀝(※l)すれば、世界中から寄せられた友情や励ましへの何よりの返礼となる」と述べた。前回は
招致(※2)の明確なテーマを打ち出すことができなかったが、今回は五輪を「東日本大震災からの復興のシンボル」と位置づけることで、国内外からの支持を広げる考えだ。
(2011年9月3日東京政経新聞)
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2020年夏季五輪の立候補都市が2日決まった。東京の五輪招致について、弊社が独自にアンケートを行つたところ、2,512人(男性性1,741人、、女女性性771人)から回答が得られた。招致について「賛成」52%、「反対」48%と、
賛否が
真っ二つに分かれる形となった。
賛成派の意見は、「女子サッカーのワールドカップ優勝が日本に元気と勇気を与えた。今こそ日本国民が団結して復興五輪を盛り上げたい」「多くの選手や関係者が来日するので、経済効果が十分に期待できる」などだ。一方、反対派は「国や東京都の財政負担が増えるだけ」「今は五輪招致よりもするべきことがある」という考えだ。
国際オリンビック委員会は2012年5月の理事会で立候補都市の一次選考を行い、13年9月の総会で開催都市を決定する。
(2011年9月15日全日新聞)
(※1)披透:包み隠さずに打ち明けること
(※2)霜長:招くこと、招き寄せること