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 私たちは疲れを取るためによくお風呂に入る。しかし実際にはお風呂に入ると、かえって疲労物質が増えてしまうそうだ。お風呂がいいのは実はその後ぐっすり眠れるからだそうだ。疲労物質を減らすには目を閉じてじっとしているのがいいそうだ。だから睡眠が一番いいことになる。昼寝も勿論いい。
 第日睡眠時間が十分に取れればいいが、忙しい人には無理だ。では1週間に1度でも十分に寝たら疲労物質を減らす効果があるのだろうか。寝過ぎてかえって疲れたと感じた経験がある。それは疲労物質が減っていても疲労感が残っているからだそうだ。また疲れ過ぎると疲労を感じられなくなるそうだ。十分寝たので脳が働いて疲労を感じることができるようになるからだ。そして「かえって疲れた」と感じてしまうのだそうだ。
 また「頑張っているね」とか「おかげで助かったよ」とかほめられると疲労感が滅ったように感じる。栄養ドリンクやコーヒーを飲んだりしても同様だ。甘い物を食べることもそうだ。うれしい・楽しいなどといった気持ちが疲労感を減らすのだ。しかしそのとき疲労物質が滅って本当に体が元気になったのではないことを忘れてはならない。
 疲労物質を滅らすためにいい食べ物は何だろうか。鳥の胸肉に疲労物質を減少させる物質が最も多く含まれているそうだ。渡り鳥はその物貸を持っているので何千キロも休むことなく飛び続けることができるのだそうだ。

1。 (63)疲労物質を滅らすことができるのはどれか。

2。 (64)疲労物質が滅っていなくても疲労感が減ったと感じるのはどんなときか。

3。 (65)本文の内容と合っているのはどれか。