漢字読み

1。 大学生の兄は、単身で東京に住んなでいる。

2。 このダイヤは表面にがある。

3。 人は、だれでも平和と幸福を求めている。

4。 チャイムが鳴ると、校内放送が流れてきた。

5。 地球は、休みなく太陽のまわりを回っている。

漢字読み

6。 みずうみの白鳥は、北の方向にとんでいった。

7。 明るくけんこうな家庭には、笑いがある。

8。 私たちは寒さをふせぐため、火をたいた。

9。 古い家を取りこわして、新しい家をけんちくする。

10。 欠席者の人数を、先生にほうこくする。

文脈規定

11。 お金を貸してくださいというのは、ちょっと(  )出しにくいことだ。

12。 彼らは目的地とは(  )反対の方向に向かっていた。

13。 このようなテレビ番組は教育(  )子どもたちにふさわしくない。

14。 責任(  )が強いのは人にめいわくをかけたくないからだ。

15。 ぜいたくな料理より、食べ(  )家庭料理のほうがいい。

文脈規定

16。 なぜ辞めるか説明するのは(  )だと思います。

17。 空が(  )晴れた日は、とても気持ちがよい。

18。 うちの犬は(  )わが家の盗難警報器です。

19。 この商談がうまくいくかどうかは相手(  )だ。

20。 2時間座っていたら、足が(  )立てなくなってしまった。

21。 tuhocjlptさんの勇敢な行いは人々の(  )に残っている。

22。 作文(  )で入賞した作品が本になった。

言い換え類義

23。 これまでどおりのEメールによるサポートは維持する必要がある。

24。 母は、とても頭にきているようだ。

25。 探検隊は支度が十分ではなかった。

26。 それは単なる偶然だ。

27。 計画が失敗したと聞いて、がっかりした。

実践練習

28。 まさか

29。 節約

30。 どうせ

31。 乗り越す

32。 カロリー

文法形式の判断

33。 夜間地下鉄工事のため、9日から13日まで、午後9時で営業を(  )いただきます。


34。 お金の問題(  )、何のために大学へ行くのかが何より大事だ。


35。 一人で(  )ものなら、行ってみなさい。


36。 見たいテレビがある日に(  )、残業で帰りが遅くなってしまう。


37。 警察の呼びかけにもかかわらず、オートバイの事故は(  )。


38。 彼は研究に熱心なあまり、(  )。


39。 今度の計画は、村の将来を考えて、打算を(  )語し合いたいと思います。


40。 学費納入後の取りやめの場合は、どのような理由(  )学費は返還できませんので、ご了承ください。


41。 日本語は、1年や2年で、そう簡単にマスターできる(  )。


42。 おしゃべりなあいつの(  )、ぼくの秘密を人にしゃべるかもしれない。


43。 信号が青に(  )うちに飛び出して、事故にあってしまった。


44。 この歌手は、年齢や性別(  )、多くの人々に好まれている。


文の組み立て

45。 _ _  _、息子は案外退屈しなかったようだ。


46。 人には、_  _ _、一人でいるのが好きな者もいる。


47。 こんなにめずらしいものがたくさんあると、ついつい_ _  _。


48。 こんなに早く出発したから、まさか_  _ _。


49。 報告書を明日までに提出しなければならないのだが、他の仕事をしているうちに夜になってしまった。これでは、_ _  _だろう。


文章の文法
 私は「専門家のための」解説書や研究書はめったに買いません。つまらないからです。(50)、「入門者のための」解説書や研究書はよく読みます。おもしろい本に出会う確率が高いからです。
 「専門家のために書かれた解説書」には、「例のほらあれ…参ったよね、あれには(笑)」というような「*内輪のバーティ・ギャグ」みたいなことが延々と書いてあって、こちらにはその話のどこがおかしいのかさっぱり分からず、知り合いの一人もいないパーティに(51)、身の置きどころがありません。
 (52)、「入門者のために書かれた解説書」はとりあえず「敷居が低い」のが取り柄です。どんな読者でも「お客さま」として迎えようという態度がそこには貫かれています。
 解説書におけるこの「敷居の高さの違い」はどこから来るのでしょう。「内輸のパーティ」と、「だれでも参加自由のパーティ」の違いというだけなのでしょうか。(53)専門書と入門書では、書かれていることのクオリティが違うのでしようか。
 私は本質的な違いはそういうところにはないと思っています。
 敷居の高さの違いは、「専門家のための書き物」は「知っていること」を軸に(54)、「入門者のための書き物」が「知らないこと」を軸に編成されていることに由来する、と私は考えます。

(内田樹『謀ながら学べる構造王遂』による)


*内輪:外部の者を交えないこと。身内。

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