漢字読み

1。 突如ビルが崩壊し、多くの人が怪我をしたらしい。

2。 激しい意見のやりとりが繰り広げられている。

3。 議論を避けていると、誤解が生じることがある

4。 国境付近で、地元の人々が対抗勢力を阻止している。

5。 大地震の後には、誤った情報が氾濫することが多い

6。 台風により、世界遺産が著しく被害を受けた。

文脈規定

7。 あの人は泣いたり笑ったり、感動の(  )が激しい。

8。 山で非難した人たちは、助けが来るまで、木の実を食べて飢え(  )いたそうだ。

9。 子供の(  )笑顔を見ていると、ほっとする。

10。 朝早く公園を散歩して、(  )空気を胸いっぱいに吸い込んだ。

11。 このレストランの料理は、材料もよく(  )されていて素晴らしい。

12。 親は(  )を気にして、離婚したばかりの娘に再婚を勧めた。

13。 この商品はインターネット(  )で購入できますので、ぜひどうぞ。

言い換え類義

14。 ふと見ると、もう時計の針が夜中の12時をまわっていた。

15。 結婚し、これから二人は夫婦のあゆみを始めようとしている。

16。 年末は込むから、早めに忘年会の会場をおさえておいたほうがいい。

17。 一週間でこの仕事を終えるのは、きついのではないか。

18。 スポーツした後は、シャワーをあびて、さっぱりしたい。

19。 我が社は、社会で経験を積んだ人を必要としている。

実践練習

20。 授ける

21。 なおさら

22。 手配

23。 きまりが悪い

24。 カテゴリー

25。 こじれる

文法形式の判断

26。 この不景気の時代に(  )、仕事を探すこともままならない。


27。 今になって後悔した(  )、どうにもならない。


28。 愛する人のため(  )、どんな苦労にも耐えられるはすだ。


29。 この事件は、感情ではなく、法律(  )判断すべきだ。


30。 山田さんの部長昇進は、絶対とは(  )、80%はかたい。


31。 「好きなときに働き、好きなときに遊ぶ」これが人生の楽しみ(  )。


32。 政治家の汚職は国民の信頼を裏切るもので、(  )行為である。


33。 彼が仕事を断ったばかりに、計画は中止を(  )。


34。 聴衆がもっと集まることが期待されたが、実際には200人(  )だろう。


35。 公園でバッグを盗まれて、(  )叫んだのだが、誰も助けに来てくれなかった。


文の組み立て

36。 社長で_  _ _ べきだ。


37。 弟子の _ _  _かと思いますが、よろしくお願いします。


38。 環境汚染が進んでいるが、これは _ _ _  にとって深刻な問題だ。


39。 それは留学経験の長い彼 _ _  _ だと、誰もが思った。


40。 商品開発チームがこのまま開発を続けられるかどうかは、 _ _  _ だ。


文章の文法
 漱石の描く男女たちには、手放しの幸福感のようなものはあまり感じられません。むしろ、どうにも (41)ない「愛の不毛」のようなもののほうが目立っています。
 では、それと較べていまの私たちの恋愛はどうなのでしょうか。
 じつは私は、漱石のころよりもはるかに不毛になっているのではないかという気がします。そして、その理由は、私たちがより多くの「自由」を手に入れたからではないかと思っています。
 近代の到来(42)私たち「個人」はさまざまなものから自由になりました。何を信じるかも自由、どう生きるかも自由。そして、「誰をどのように愛するか」も「何を愛と考えるか」も自由になりました。
 百年前の漱石のころの日本は、まだ自由のスタート地点にあり、恋愛についても完全にフリーではありませんでした。(43)でしょう。恋愛結婚をする人はそれほど多くはなく、伝統や家柄、格式、身分や立場など、さまざまな制約の中からおのずと伴侶が決まっていたと思います。相手を完全に自由に選べたわけではありません。しかし、制約があったからこそ、それが「愛」なのか「愛ではないもの」なのかが、まだ見分け(44)のです。たとえば、もし自分の意思とうらはらな伴侶を無理やりあてがわれれば、逆に、自分が真に心惹かれるのはどういう相手なのかわかったりもするでしょう。
 これに対して、何でも自由にしていいと言われたら、人は判断の基準を失って途方に暮れるのではないでしょうか。自由というのはたいへんな困難を伴うものです。
 愛する自由を手にしたことによって、愛からますます遠ざかっていくという皮肉がそこにあります。
 不自由だからこそ、(45ーa)があった。自由にあったから、(45ーb)がある。これは恋愛に限らないことですが、自由の逆説と言えるものなのかもしれません。
 (姜 尚中 「悩む力」集英社新書による) 

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