漢字読み

1。 勇敢に戦う主人公に子どもたちは夢中だ。

2。 その件について、忠告すべきかどうか考えている。

3。 チームの多くの選手が監督を慕っているようだ。

4。 建物の入口は、夜間は施錠されている。

5。 対策の結果、 地盤の沈下は食い止められている。

6。 激しい雪に阻まれて前に進めない。

文脈規定

1。 子どもたちは(  )なリズムに合わせ、手をたたいたり、踊ったりした。

2。 予習、授業、復習という(  )を繰り返すことで、知識の定着を図る。

3。 当事者間では紛争が解決できず、第三者が(  )に入った。

4。 そのいたずらは息子の(  )に違いない。

5。 完成間際のマンションに欠陥があることが(  )して、工事が中止された。

6。 この温泉には肌にいい成分が含まれているので、入浴後は肌が(  )になります。

7。 議論が(  )、話し合いは平行線をたどった。

言い換え類義

1。 友人に触発されて、 事業を始めた。

2。 彼の言動にはほとんどの人が閉口している。

3。 彼は仕事を辞めてから、 気ままな生活をしているようだ。

4。 6時発の飛行機には、 若干空席があります。

5。 林さんが、残った仕事をてきぱきと処理してくれた。

19。 これは手分けしたほうがいい。

実践練習

1。 結末

2。 そそる

3。 遮断

4。 要請

5。 ぎこちない

6。 断じて

文法形式の判断

1。 このお寺は、釘などの金属類は(  )使わず、木材だけで建てられているそうだ。


2。 旅館の窓から見えた山々は紅葉で鮮やかに色づいており、澄んだ青空(  )、なんとも美しかった。


3。 ふるさとの美しい海を見る(  )、この美しい海がいつまでもこのままであってほしいと思う。


4。 マラソン大会から帰るとき、電車はすいていたが、一度座ったら(  )疲れていたので、ずっと立っていた。


5。 健康的な生活を送るためには睡眠時間を十分にとる必要があるが、ただ長く(  )、そうではない。時間だけでなく睡眠の質も重要だ。


6。 さくら小学校では、児童数が増加して、それまでの教室数では対応(  )、今年新しい校舎が建設された。


7。 ABC遊園地はオープンからまもなく1年を迎える。総来場者数は、先月末の時点850万人に上り、一周年となる来月には1000万人を超える(  )という。


8。 アルバイトを終えて帰ってきたが、のんびり(  )。明日提出するレポートを完成させなければならない。


9。 A「あれ、ぜいたくのぜいって、漢字でどう(  )?」
B「え、私も思い出せない」


10。 私としては(  )のだが、妻は私の一言に感動したらしく、泣かれてしまった。


文の組み立て

1。 (インタビューで)
私が30年間歌手を続けてこられたのは、 ファンの方の支えがあったからです。___ ___ _★_ ___ 歌い続けたいと思っています。


2。 S市が18歳以上の ___ ___ _★_ ___ 運動不足を感じていることがわかった。


3。 子供のころ、母はしつけに厳しくて、私はそれが嫌だった。しかし、母が ___ ___ _★_ ___ 今ならわかる。


4。 昨年 ___ ___ _★_ ___、 若者の間で流行している。


5。 「未来のものづくりコンテスト」は、___ ___ _★_ ___ 、今年で20回目を迎える。


文章の文法
 以下では、 作家が書いた文章です
 立場が人をつくる。 とはよく言ったものだと思います。 これは主にビジネスの世界で使われていること はだと思うのですが、 子どもの社会でも同じようなことを感じることが多々あります。
 ここ十数年、 私は毎月、保育園の取材を行っていました。いま多くの保育園では0威から五成(就字 前まで)の子どもを受け入れていますが、なかには0歳から二歳児までの低齢児を対象にした保育園もあります。(41)に行って驚くのは、二歳児の姿です。五成児までいる保育園の二歳児や、園に通っていない二歳児と比べると、とにかくしっかりして見えるのです。
 どちらがいいとか、わるい、という話ではありません。(42)、「自分は小さい子」という環境で生活をするのと「自分は一番大きい子」という環境て過ごすのでは、やはり行動や意識に違いが出てくると思つのす。それが顕著にあらわれていると思うのは、小学校一年生へと進学したときの子どもたちです。入学前、保育園や幼稚園の年長児(注1)たったときは、少さなお友だちの着替えを手伝ったり、給食や掃除などのお当番活動を行ったり、あそびを通してさまざまな活動のなかで、いろいろな体験をつみかさねていきます。
 年長児は、なんでもできるかっこいいお兄ちゃん、お姉ちゃんだったのです。
 ところが、小学校に(43)、一年生は面側を見てもらう、小さくてかわいい存在になります。立場が一転するのです。
 六年生に手を握られ、トイレに連れて行ってもらっている一年生のなかには、案外まんざらでもない(注2)顔で、その状況に順応している子もいます。それはそれでかわいいのですが。。。けれど、いるのです。いえ、実はたくさんの一年生が、お世話されることに対して、なんで?どうして?と感じていると思うのです。
 「ぼくはわたしは大きくなったのに!」と。
 そんな不満顔の一年生が、なんとも(44)。
 子どもは、自分の明日に大きな期待をしている。その期待が、子どものたくましさなのではないかと思うのです。
(注1)年長児:年齢がいちばん上のクラスの幼児
(注2)まんざらでもない嫌ではなさそうな

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